あらすじ
4つのオーブの加護を受け、狂魔の侵攻を防いできたプロセピカ王国。
しかしオーブが破壊され、襲撃を受けた城は陥落してしまう。
生き残った王女フレイアは、その時8歳であった。
10年後、フレイアは決意する。
再びオーブを手にし、平和な国を取り戻す――
今、焔の王女が立ち上がる。
用語解説
オーブ | プロセピカ王国に加護を与えていた宝玉。 地水火風の精霊の力が込められている。 強大な力ゆえ、持ち主をオーブ自ら選ぶ。 |
---|---|
人間の強い感情から生み出される存在。 姿形や知能には個体差があり、人間に近い形をしている狂魔もいる。 オーブの加護によって強力な狂魔は少なくなっていたが、オーブが破壊されてからは数が増え続けている。 |
|
精霊 | 四大元素を司る存在で、オーブを創った者たち。 彼らの恩恵によって人間も地水火風の魔法が使えるとの説がある。 本質的には狂魔と同じである。 |
精神体となった狂魔が人間を依代にすること。 狂魔は人間を器にすることで、肉体が生命活動を停止しても生きられる。 器となった人間と狂魔は一心同体となる。 |
|
魔力 | 魔法を使うための力。 血液と一緒で、一度に大量に消費すると命の危機にさらされる。 人間は肉体にしか魔力が宿らない一方、狂魔には感情に結びつくものと肉体に宿る魔力の2種類がある。 そのため、狂魔は肉体を失っても器を介して感情に結びつく魔力を行使できる。 |
属性 | 地水火風と光、闇の6種類がある。 人間は基本的に地水火風のどれか一つしか扱えない。 光、闇は狂魔のみが使える属性とされている。 |